ニキビには思春期ニキビと大人ニキビの2種類があり、今回取り上げるのは多くの中高生が悩む、10代の思春期から20歳前後にかけてできやすい“思春期ニキビ”、しかもこの時期ならではの「冬ニキビ」です。藤岡さんによると、女子高生世代を悩ますニキビの一番の原因といわれるのが、ホルモンバランスの変化だそう。まずはその原因から学びましょう。

 

食生活や寝不足だけじゃない。冬ニキビには乾燥も大敵!

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「空気が乾燥する冬は、お肌はカサカサ、血行も悪くなりがち。さらに肌を守ろうとして余計な皮脂が分泌されやすいというのも、冬ニキビの原因のひとつです」

一般に思春期女子のニキビの原因は、女性ホルモンの分泌が増えることで、皮脂分泌が活発になり、オイリー肌になってしまうことと言われます。でも冬場の乾燥した空気も、冬ニキビの原因になるというのです。

 

「もちろん、甘いものや脂っこいもの、カフェインの摂り過ぎもお肌によくありません。また、寝不足も大敵ですね。免疫力が低下し、場合によっては悪化させてしまいます」

 

冬だからと油断しちゃダメ! 当たり前のケアをきっちりやったうえで、冬ならではの原因をきっちりやっつけちゃいましょう。

 

 

寒いからといって熱湯・長風呂はNG! ぬるま湯洗顔でうるおいを守ろう!

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寒~いときは、湯船にゆっくり浸かって身体の内側から温めたいですよね。しかし、藤岡さんによると、その至福の時間も注意が必要なのだそう。

「寒いからと言って極端に長湯をすると、必要な油分まで流れてしまい肌が乾燥してしまいます。そうすると、肌がうるおいを求めて皮脂を過剰に分泌しようとします。それもニキビの原因となるので、体がしっかり温まる程度で切り上げましょう。肌を乾燥させないよう、化粧水や乳液をたっぷり使い、保湿を心がけて。また洗顔もニキビを刺激しないよう、泡立てネットなどを使いたっぷりの泡で優しく洗いましょう。お湯はぬるま湯がベストです。オイルクレンジングやジェル石鹸は、洗浄力が強く肌を乾燥させるため、ごしごしと洗わず1分ぐらいを目安に。お肌への刺激が少ないクリーム洗顔もおすすめです。洗顔料を変えるだけでニキビの予防になりますよ」

セラミドやヒアルロン酸入りの美容液でしっかり保湿!

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空気が乾燥していても、皮脂分泌は活発な10代のお肌。どんな化粧品を選び、またどのように使えばよいのでしょう。

 

「湿度が高く、肌の新陳代謝が活発な夏は化粧水だけでも十分なうるおいを得られますが、ニキビ肌に乾燥は大敵。化粧水後は、できればセラミドやヒアルロン酸配合の美容液を使い、しっかりと保湿を心がけましょう。油分の多い化粧品は避け、ビタミンC誘導体の化粧品を選びましょう。ビタミンC誘導体には、皮脂の分泌を抑える働きがあり、ニキビの赤みも抑えてくれます。リキッドファンデーションやコンシーラーなどでニキビ隠しをしたくなるかもしれませんが、こうした油分の多い化粧品はおすすめしません。その場はしのげたとしても、ニキビが悪化したり、ニキビ跡が残ってしまっては元も子もありません」

食生活の乱れなどはもちろん、乾燥なども冬ニキビの大敵。年齢と季節に合わせた正しいケアで、快適スキンライフを送りましょう!

<取材・文/井上こん>

 

<藤岡由起子さんプロフィール>

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1979年広島県生まれ。エステサロン「株式会社モルティー」代表。栃木県にあるサロンには、月600人近くの来店があり、メニュー件数では驚異の1400件を上回る。現在は、経営者として50社以上のコンサルティングをする傍ら、講演会で各地を飛び回る。また、オリジナルコスメ“ブランニューシリーズ”で楽天市場に出店し、通販モルティーにてシリーズ27万本を突破するなど多彩な才能をみせる。