「TOKYO GIRLS MUSIC FES.2016 supported by Samantha Thavasa」ってどんなイベント?

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ー本日はお忙しいところ、イベント会場まで押しかけちゃってすみません…。すごい盛り上がりですね!

布施さん:今回は“PARTY”をテーマに、昨日行われた「第22回 東京ガールズコレクション 2016 SPRING/SUMMER」と連動しているんです。本当に豪華なアーティストさんに多数出演していただいて、本日も大変盛り上がっています!

ーこちらの「TOKYO GIRLS MUSIC FES.」(以下、TGM)というイベントですが、どういった想いがこめられたイベントなのでしょうか?

布施さん:「東京ガールズコレクション」では、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマにしていて、2005年8月からスタートしてから年2回開催しています。
史上最大級のファッションフェスタとして人気を集めてきた“TGC”が新たに「ミュージック × ファッション」を融合させ、女の子の「大好き」がとことん詰まった“都会のガールズミュージックフェス”を開催することになりました。それが「TOKYO GIRLS MUSIC FES. 2016 supported by Samantha Thavasa」です。

華やかな舞台の裏にはどんな人たちがいるの?

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—布施さんは、本日どのような業務を担当されているんでしょうか?

布施さん:東京ガールズミュージックフェスでは、普段の東京ガールズコレクションとの業務とは内容のボリュームが少し異なり、券売担当としてチケットの券売周りの管理ですとか、制作担当として映像周りの管理、アーティストライブ以外のステージ進行の補佐をやっております。

—色々なことを担当されているんですね……。布施さん以外には、どのようなスタッフがいらっしゃるんですか?

布施さん:スタッフ全員をお伝えすると、イベント終わっちゃうかもしれません(笑)。本当、それくらいたくさんの方が携わっているんですよ。
イベント全体の構成を考える演出家からその演出に関わる選曲家や映像制作、照明プランなどいわゆるイベントの中身を作る「ソフト」を担当する方々や、ステージやランウェイなど舞台をつくる舞台施工や照明・音響・映像の機材を扱い外見をつくる「ハード」を担当する方々、そして現場を纏める舞台監督……それ以外にもモデルやタレント、アーティストをステージに送り出すためにスタイリストやヘアメイクもいますね。
ファッションショーだとそれとは別に各ブランドや、フィッターと呼ばれる「決められたコーディネートに沿って着替えをサポートする」人がモデル一人一人に付いたりします。衣装チェンジや出演者が多いので、「生もの」「生き物」であるイベントを成功させるため、各セクションがとても重要な役割となっています。

—本当にたくさんの仕事があるんですね。TGM以外のイベントでは、どのような業務を担当されているんですか?

布施さん:たとえば「東京ガールズコレクション」ですと、今日のように券売スケジュールの調整、券売管理といった券売周り全般。あと、ステージ映像の発注・管理、特効(特殊効果)の発注・管理、演出周りの進行補佐、当日のステージで使用する小物や演者さんのアテンドの進行管理全般、その他テクニカルセクションとの窓口など……、各所が円滑にイベント本番まで進行できるように務めています。

—スタッフの人数もさることながら、お一人お一人の仕事量も膨大ですね。

布施さん:そうですね。イベント自体は数時間だったとしても、それに至るまでの準備を含めると何ヶ月もの期間がかかっていますし、その中で数えきれないほどたくさんの仕事があります。

今の職業に就いたきっかけ

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—そもそもこの業界に入ろうと思ったきっかけは何だったんでしょうか?

布施さん:昔から「人を感動させる、人の心を動かす仕事」に就きたいと思っていたんです。子どものうちは知識や経験が薄かったので、その時に出会った「パフォーマンスする側」に憧れていたんですが、色々な職業を知っていくうちにステージを裏で支える仕事に魅力を感じるようになっていきました。そこから「発注させる側を経験しておこう」「芸能の勉強しよう」ととにかく経験を積むことを目的にタレントのマネージメント業など様々な経験を経て、“生の舞台”を扱う今の仕事に出会いました。

—時間が不規則だったり、長時間拘束されたり、さまざまな苦労があると思うんですが、どうやってモチベーションを保たれているんですか?

布施さん:よく聞かれるんですけど、苦労だと感じることはないんです。すべてがやりがいだと思っています。
たしかに時間は不規則ですし、身体もあまり強い方ではないんですけど、お客さんを楽しませることに生きがいを感じているので、いい意味で「仕事」という感覚がないんですよね。
お客さんの「驚き」や「喜び」を感じる瞬間は、たとえ何日も徹夜している体でも、一気に疲れがふっとびます(笑)。

—本当に天職なんですね。逆にどんな時にツライと感じるのでしょうか?

布施さん:作っていく課程で、お客さんに満足してもらえないものになってしまうかもしれないと思うときが一番悔しく苦しいですかね。
ただ、どんなに忙しい中でもそういう感情が薄れずずっとあるからこそ、良いものを追求し続けることができているんだと思います。

高校生へのメッセージ

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—これから社会に羽ばたく高校生へ、社会人の先輩としてアドバイス&メッセージをお願いいたします!

布施さん:私は9歳のころに人を感動させる仕事をしたいと思ってから、すぐ生徒会に入って生徒会長になって、学生ながらイベントに関わる活動をしたりとにかく当時出来た環境の中で目的のために関わる環境をつくり常にその目的のために人生を過ごしてきました。そこで忙しいということに慣れましたし、そんな風にして自ら課題を与えてこなしてきました。

だから、夢が見つかっている子は、とにかくその夢に繋がりそうなことを普段から実践しておくことが大切だと思います。あえて自分があまり興味のないものを体験することも、意外と将来自分の肥やしになり、武器になるはずです。

今夢がない子は、それはそれで良いことだと思います。ただ、時間を無駄にすることだけはしないでほしいです。興味を持ったらとにかく飛びついてください。一度しかない人生なので一瞬一瞬を楽しんで本気で生きると自然と目標が見つかるはずです。
人は人、自分は自分なので、焦らずに「自分らしさ」を大切にしてもらいたいと思います!

(取材・撮影/Concent

今回お話をきいた人

■ 布施奈緒さん
株式会社W media(W media INC.)所属。プランニング Gr. 兼 プロダクションGr. ディレクター/東京ガールズコレクション実行委員会 ステージディレクター。

高校卒業後、生徒会長という立場から高校推薦企業に入社。1年半勤めた後は東京上京のためアルバイトを3つかけもち、21歳の時、上京後「株式会社古舘プロジェクト」に入社し、マネージメントプロデュースとして3年間勤務ののち転職し、現在に至る。