好きな人との初デートには優しい色がいい

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ー「初めてのデートには勝負服で!」と考える方も多いと思いますが、色選びで何か気をつけるべきことはあるのでしょうか?

池田泰美さん(以下、池田さん):初デートということは、すなわちまだあまりお互いのことを知らない段階ですよね。相手の好みも細かく知りませんし、相手も自分がどういう人間なのかということを深く理解していません。
そういう初期段階においては、「明るい」「優しい」といった広く受け入れられやすいイメージを与える方がベターです。そういった印象を与えるのは、優しいピンククリーム系の色です。男性も白や、爽やかで真面目な紺系をチョイスするといいでしょう。逆に、ビビット系の派手なピンクや、黒といったハッキリした色は控えた方がいいかもしれないですね。

ーなるほど。相手の好みがわからない段階では、とりあえず「万人ウケ」を狙っていったほうがいいということですよね。逆に、まだあまり親しくない間柄では避けるべき色などはありますか?

池田さん:そうですねー、必ずしもマイナスイメージを与えるとは言えないのですが、暗い色やはっきりした強い色はやめておいたほうがいいかもしれません。
ビビットカラーは記憶に残りやすいですし、黒はシックで落ち着いた印象を与えることもあります。しかし、強いピンクは自己主張が強く見られがちですし、黒は心理的に「何かを隠してる」「本音を見せない」という色でもあるため、相手にそうしたクローズドなイメージを与えてしまうリスクがあるんですよね。

ー色でそこまで相手の印象が変わってしまうんですね!

池田さん:人間が色から受ける印象はとても強いとされていて、物を見たとき「形」よりもまず「色」を認識するんです。つまり色を効果的に使えば、自分のイメージをコントロールすることができるということですね。

ー好きな色を着ればいいってものではないんですね……。

池田さん:もちろんその人に似合っていることが一番なので、そこまで意識しすぎなくてもいいんですけど、「似合っているか」ということを自分で正しく判断することは難しいですよね。そういった個性は仲良くなっていく中で徐々に出していけばいいと思うので、最初はまずクリーム系やピンク系の色で優しい印象を持ってもらいましょう!

 

答える「色」で相手の気持ちがわかっちゃう?

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ー先ほどのお話で、「優しいピンク=明るくて優しい」とありましたが、その他の色にも一つ一つに相手へ与えるイメージがあるのでしょうか?

池田さん:もちろんです。たとえば青系なら、冷静さや清潔感、誠実といったイメージを与えます。パッケージデザインや企業ロゴのデザインなどは、こういった色のイメージを重視して作られているものが多いので、注意して見てみると面白いですよ。
歯磨き粉のパッケージって、どんな色が多いですか?

ー青や白のイメージがあります。あ、清潔感!

池田さん:そうなんです。歯磨き粉や洗剤、洗顔料などに青が多いのは清潔感を与える狙いがあるといえます。堅めな企業の多くがサイトやロゴのデザインに青を使用しているのは、誠実さを与えるためでしょう。
普段は、あまり色を意識しないですよね。だからこそ、上手く活用できれば強みになります。

ーそんなにも相手へのイメージを左右するのであれば、恋愛にも活かせそうですね!

池田さん:そうなんです。ここで、そんな色が持つイメージを使った、片想いの人必見のある方法を紹介しましょう。
好きな人に「私って何色っぽい?」と聞いてみるんです。

ーえ、それは一体どういうことがわかるんですか?

池田さん:そこでもし相手が「ピンク」と答えたら、あなたのことを「かわいい」「愛しい」と思っている可能性が高いんです。
黄色なら「親しみやすい」「楽しい」。オレンジなら「社交的」「あたたかい」。なら「神秘的」「おしゃれ」などなど、好きな人からどう思われているかが、間接的にチェックできます。

ーなるほど!!! それは質問しやすいですね。

池田さん:直接、「私のことどう思ってる?」と質問するのはかなりハードルが高いですよね。でも、こうやって聞いてみると、ナチュラルに相手の気持ちを探ることができるのでオススメです。
好きな人だけでなく、友人や家族など誰にでも使えるテクニックなので、ぜひ試してみてくださいね。

 

プレゼントのラッピングにも色の効果を

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ー恋愛中は、クリスマス、バレンタイン、相手の誕生日……大切なイベントがたくさんありますよね。そして、どのイベントにも共通しているのが「プレゼント」ですが、好きな人に贈り物をするときに意識すべきことはありますか?

池田さん:片思いの相手にプレゼントを贈る時は、思いがわかりやすく伝わるようにピンクがいいでしょう。やはり、ピンク=恋愛のイメージが強いですし、「僕に好意があるの?」と意識させるためには効果的といえます。

ープレゼントに添えるメッセージカードの色や文字の色も、ピンクや赤がいいんですか?

池田さん:カードは文字の見やすさも重要なので、白地の紙に黒の文字でもいいんですが、その場合はアクセントとして赤やピンクを使うことをオススメします。ピンクで♡を描いたり、シールを貼ったりしてデコレーションするといいですね。

ー逆に、使わないほうがいい色は何でしょうか?

池田さん:マイナスとまではいきませんが、あまり全面的に多用しない方が良いのは。読んでいると、相手のテンションが落ち着いてしまう色なので、盛り上がりに欠けています。手紙を読んだ相手をドキドキさせたいのなら、赤やピンクのワンポイントが大事ですね。

ー付き合っているカップル同士でも同じですか?

池田さん:付き合ってしばらく経ってるカップルだったら、赤やピンク以外の色でいくのもアリです。片想いの時の「意識してほしい」というスタンスとは違って、「安らぎ」や「安心感」を男性に与えたいフェーズだと思うので、落ち着いたブルーや、森の緑のような深いグリーンのラッピングなんかがいいかもしれません。もちろん色自体も気持ちを落ち着ける効果がありますし、男性の多くが好む色合いなので、受け入れられやすいですよね。

 

モテ部屋はナチュラルなトーンに小物でアクセントを

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ーズバリ「モテ部屋」はどんな色使いをすべきなのでしょうか? ここまでお話を聞いてきて、ピンクは最強のモテ色なのかなと思うのですが……。

池田さん:たしかにピンクは可憐で女性らしいキュートな色です。しかし、モテる部屋=ピンクなお部屋というわけではありません。もし、お部屋をピンクで統一してしまうと、大抵の男性は居心地が悪く感じてしまうでしょう。

ーたしかに、あまり落ち着く色ではないかもしれませんね。

池田さん:もちろんそれもその男性の好みによりますので、一概には言えませんが、落ち着く空間の演出をするのであれば、カーテンだけピンクや、優しいベージュ系にして、部屋全体の色はナチュラル系がいいと思います。

日本だと、壁紙は白が多いかと思いますので、そこにグリーンのクッションを置いたりするのもいいですね。賃貸物件では、なかなか壁の色をガラッと変えることは難しいですが、小物などで少し色を使ってあげたりするといいアクセントになります。

普段から好きな人や彼氏が「いつもどんな色を身に着けているか」をチェックしておきましょう。できる範囲で相手がよく使っている色を取り入れてみると自然と落ち着く空間ができ、「男性が帰りたくなくなる部屋」が作れるかもしれません!

 

まとめ

お洋服、ネイル、ラッピングリボン、インテリア……。ほんの少し意識するだけで、自分の印象をコントロールすることができます。今回は恋愛に使えるテクニックとして色々ご紹介しましたが、これはあらゆるシチュエーションに応用できます。
「色」を賢く上手に使って、今よりももっと素敵なあなたを演出してみてはいかがですか?

 

今回お話をきいた人

■池田泰美
池田泰美6
大手企業にて役員秘書業務やマーチャンダイザーを経て、人材教育に携わる。大学や専門学校で教鞭を取る他、 多くの企業でマナー研修、接遇研修、クレーム研修、コミュニケーション研修、カラー セミナーなど幅広い分野の研修、セミナー、講演など精力的に活躍中。